「シェアリング・ケア」という新しい支え合いのカタチ

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おはようございます。

MFIの仲宗根です。

突然ですが、「悩み」って何だと思いますか?

これ、めちゃくちゃシンプルな話なんですけど、人って悩んでいる時、実は「答えを探してる」んじゃなくて、「悩んでいる自分」に安心してたりするんですよね。

「え? そんなことないよ!」と思うかもしれませんが、よーく考えてみてください。
悩みを誰かに相談するとき、「こうすれば解決するよ!」ってアドバイスをもらっても、「でも…」って言いたくなること、ありません?

そうなんです。人は悩んでいる時、「解決策」を求めてるんじゃなくて、「共感してほしい」んです。
「それはしんどいよね」と言ってもらえるだけで、スッと気持ちが軽くなる。

つまり、人が本当に求めているのは「答え」じゃなくて、「寄り添ってくれる誰か」なんです。
これ、めちゃくちゃ大事な話なので、もう一回言います。
人が本当に求めているのは「答え」じゃなくて、「寄り添ってくれる誰か」。

で、僕たちは「そういう社会をつくりたいよね」って話です。

「共感社会」って、何?

ここで「共感社会」ってワードが出てくるんですが、これは簡単に言うと、「お互いの存在を認め合う社会」です。

誰かが悩んでいたら、「それはしんどいよね」って寄り添う。
誰かが挑戦しようとしていたら、「頑張れ!」じゃなくて、「一緒にやってみようか」と手を差し伸べる。

この社会では、「成功したかどうか」じゃなくて、「どんな想いを持って、どう行動したか」が大事になってきます。
つまり、結果じゃなくて、プロセスに価値を感じる社会。

西野亮廣さんが提唱する「セカンドクリエイター」に近いですよね。
作品を「消費する側」じゃなくて「一緒に創る側」になった方が、自己肯定感が上がるって話。

この考え方を社会全体に広げたら、「支える人・支えられる人」みたいな境界線がなくなって、もっとフラットな関係が生まれるはずなんです。
で、これを実現するために僕たちがやろうとしているのが、「シェアリング・ケア」です。

「シェアリング・ケア」って何?

「シェアリングエコノミー」って言葉があるんですけども、
車や家をシェアするのが当たり前になったように、「ケア」もシェアする時代が来るんじゃないかと思うんです。

「シェアリング・ケア」っていうのは、誰かが一方的に助けるんじゃなくて、「お互いに支え合う仕組み」です。

例えば、精神的な不安を抱えている人がいたとき、社会から孤立させるんじゃなくて、「関わることで回復していく」仕組みをつくる。
悩みを「解決しよう!」じゃなくて、「一緒に歩んでいこうよ」ってスタンスですね。

この考え方が広がれば、「しんどい時に誰かに頼ること」がもっと普通のことになる。
「助けてください」って言える社会は、絶対に生きやすいです。

「MFI=シェアリング・ケア」にするために

で、僕たちはこの「シェアリング・ケア」という概念を、MFIのブランドとして根付かせたいと思っています。

たとえば、「大阪といえばUSJ」とか「大阪といえば吉本新喜劇」みたいに、「MFIといえばシェアリング・ケア」ってなるようにしたい。

「いやいや、MFIって大阪にしかないんだから、『大阪』を推さなくてもよくない?」と思うかもしれません。
でも、これにはちゃんと理由があって、「大阪といえばMFI」っていうブランドをつくることで、全国に広げるきっかけにしたいんです。

共感社会の未来へ

僕たちは、誰かの悩みを「解決すること」にフォーカスするんじゃなくて、「一緒に歩んでいくこと」に価値を置きたい。

「シェアリング・ケア」という新しい考え方を広げて、「関わること」に意味がある社会をつくる。
これが実現すれば、いじめや差別、精神的な孤立に苦しむ人が減って、誰もが「ここにいていいんだ」と思える世界になる。

その第一歩を、僕たちMFIが担っていきます。

以上。現場からでした。